📖女性でも現場監督はできるのか?(体力面のこと)

女性現場監督のイラスト

女性でも現場監督はできるのか?(体力面のこと)

「女性で現場監督って、体力的にできますか?」

進路相談の時など、よく聞かれる質問です。
たぶん、多くの方が気になるポイントなんですよね。

まず、結論から言います。

女性でも、現場監督はできます。

現場監督って、
実際に工事現場で作業をしていると思われている方もいますが、
実際に作業をするのは専門工事業者、
いわゆる職人の皆さんです。

とはいえ、「体力は関係ないです!」
と言えるわけでもありません。

現場をたくさん歩く日もあれば、
長時間立ちっぱなしの日もあったり、
暑い日も寒い日も、雨の日もあります。
夜勤がある現場もあります。

正直、私も最初はすごく不安でした…

「現場で重いもの持てるかな。」
「男性と同じようにできるかな。」

就職の内定をもらってから、
体力が必要な仕事をしようと、魚屋さんでバイトしたくらいです。

昔の私と同じように現場監督の体力的な面で不安になっている方へ、
この記事が届くといいなと思って書きます!

現場監督の仕事は、施工管理

大前提として、
現場監督は職人ではありません。

現場には、各工種のプロがいます。
実際に施工をするのは、その職人さんたちです。

現場監督の仕事は、
工事全体の管理をすること。

現場で工事写真をとったり、
進捗確認などをすることもありますが、
実際には、
書類作成や図面作成、打合せなど、
デスクワークも多いんです。

ときどき、現場で一緒に作業をしている若手現場監督を見かけます。
でも現場監督の仕事は、
職人さんの仕事を代わりにやることでも、
手伝うことでもないんです。

それは怠けるという意味でも、
偉そうにするという意味でもありません。

プロの仕事に、
プロではない立場の現場監督が作業することで、
かえって現場が乱れたり、
危険を伴うことがあるからです。

自分で作業しないといけない時は、だいたい段取りミス

現場では、資材の運搬をしている現場監督がいたりします。

ただ、これは多くの場合、
確認や検討、連絡不足が原因です。

どういうことか?
例えば。

足場材をトラックで搬入する際、
職人さんから
「どこに置いたらいいか?」
確認されたとします。

そのとき、あまり考えず、
「その辺に置いてください」
と指示してしまう。

でも実際には、
そこは翌日クレーンが入る場所で、
足場材を移動しなければならなくなる。

そんなとき、

「自分のミスだから言えない…」
「自分で運ぼう…」

となる現場監督が、意外と多いです。

確かに、めちゃくちゃ言いづらいんですよね。
それが簡単に動かせないならなおさら。
相手はちゃんと確認してくれたのに、
自分のせいで職人さんの仕事を増やしてしまうことになるから。

こうなると、
現場監督が重いものを持つことになります。

でもこれって、防げるものだと思いませんか?

事前に予定を把握していれば…
わからないなら
「確認するので少し待ってください」
と言えていれば…

このようなことになることはないんです。

そして、もし起きてしまったなら、
きちんと職人さんに謝って、
資材の移動をお願いするべきだと、私は思います。

実は、現場監督が実際に現場で作業の多くは、
こんなふうに、段取りのミスってことが多いです。

実際に現場で体を動かすことはないのか?

あります!
品質検査や工事写真の撮影、
計画や手配のための現場確認、
現場巡回など、
体を動かす仕事もあります。

足場の上り下りはきついですし、
私の場合、鉄骨に上がったりするのも、
台風の時の対応も、ちょっと怖かったです。

完全なデスクワークのお仕事より、
体を動かすことは確かに多いと思います。

ただ、
女性も多い介護士さんや看護師さんと比べると、
力や体力をたくさん必要とする仕事ではない、
というのが正直な感覚です。

生理のときは、正直しんどい

男女の体調面での大きな違いは、
月経があることだと思います。

個人差はありますが、
私の場合、数ヶ月に一度、
生理痛がひどいことがありました。

そういう日に現場を歩き回るのは、
確かに楽ではありません。

過去に一度、
薬を飲んでもどうにもならない日があり、
自分では隠しているつもりでしたが、
顔色がかなり悪くなっていました。
そのとき、男性の上司が
「体調悪そうだから休みな」
と声をかけてくれました。

言いにくいと思っていましたが、
無理せず休めばよかったと、今では思います。
もし現場で倒れたりしたら、
自分が大変なだけでなく、
現場にも大変な迷惑をかけていました。
体調が悪いときは、
生理だと言わなくても構いません。
「体調が悪いので休ませてください」
それで十分です。
男女関係なく、
体調が悪い時は無理をせず、
休める職場であるべきだと思います。

現場監督は、思ってるより体力勝負じゃない

体を動かす仕事はありますが、
女性でも、現場監督はできます。

現場で物を運んだり、
片付けをしたり、
職人さんの作業を手伝ったりすることは、
本来の仕事ではありません。

現場監督の仕事は、
現場全体の管理をすること。

現場監督は、思っているより“力の仕事”ではないのです。

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